また恋ができる

雪が降ってた 音も立てずに 何かがざわめいた 色褪せていた心に
固く閉ざした 沈黙の花が 恋の滴を飲んで 息を吹き返してゆく

自慢できるものなんて持ってないけど
新しい私を見せてくれた
時が来たの また恋ができそう

優しくされて 変わりはじめた こわばる身体から
何かが押し流されていく

孤独に染まる白い世界へと
暖かな風が吹き抜けてく
古い傷は触っても もう痛くない

水面が揺れた 雲が流れた 何かがざわめいた 色褪せていた心に
固く閉ざした 沈黙の花が 恋の滴を飲んで 息を吹き返していく
優しくされて 変わりはじめた こわばる身体から
何かが押し流されていく
春が薫って また恋ができそう
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