気まぐれ

こうしてそっと針をのせて
耳を澄ますと 懐かしのメロディー
きのうの雪は 融けたのだろうか
子供達が はしゃいでいる

気まぐれは雪の所為さ
背中まるめた あの日々を
気まぐれな雪の所為さ
また思い出すなんて

忘れたはずの 想い出さえ
気づいてみれば また同じくりかえし
喫茶店(さてん)に流れてたあの唄を
少しずつでも 忘れたい

気まぐれは雪の所為さ
独りぼっちの この夜を
気まぐれな雪の所為さ
淋しい気持ちにさせる

気まぐれは雪の所為さ
独りぼっちの この夜を
気まぐれな雪の所為さ
淋しい気持ちにさせる
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