堕ちゆく蓮の花びら輪廻を見つめて

仄暗(ほのぐら)い深淵(しんえん)が横たわる
地の底に蠢(うごめ)くは烏合(うごう)の衆(しゅう)

蓮池の花は静かに佇む
生命(いのち)の刹那(せつな)を見つめて

繰り返す不毛(ふもう)の年月(としつき)に このまま終止符(しゅうしふ)を
繰り返し積み重なった戯言(ざれごと)には 消滅を
一滴(ひとしずく) そのまま 堕ちゆく
絶望の深い闇の中

生(せい)と死の境界線 触れる時
六道(ろくどう)の輪廻(りんね)へと往(ゆ)く業(かるま)

蓮池のほとり 無常(むじょう)を観(かん)ずる
真理(しんり) 不条理(ふじょうり)を 携(たずさ)え

繰り返す不浄(ふじょう)の魂に このまま終止符(しゅうしふ)を
繰り返し騒ぎ立てる者に 更なる轟音(ごうおん)を
光る糸 果たして救済
新たなる地獄の入り口

繰り返す不毛の年月に このまま終止符を
繰り返し積み重なった戯言には 消滅を
一滴 そのまま 堕ちゆく
絶望の深い闇の中

紅蓮(ぐれん)が 照らす因果(いんが)
望むは 永遠(とわ)の静寂(せいじゃく)
×