クラゲ

やがて時は過ぎて枯れ葉散ってまた恋に落ちても
君よココロで揺れ咲く花になれ

浅い夕暮れ時にほころぶ風は 出会った頃の吐息のようで
空に虹が消えても君が泣いても 夏はこのまま続くと思ってた

寄せる波に足をすくわれて 君のその手を ココロを離さぬように

焼けつく砂の上を裸足のままで走っていく
今この惑星が自転するスピードで
かるく音をたてていずれそっとさよならがきても
こぼす涙よ夜空の星になれ

白く明るい月が水面で揺れる 夏の名残りのクラゲのようさ
甘い愛の言葉も花火のあとも 海岸線に飲み込まれてしまえ

ガラス色の秋風に吹かれて 君のかけらを 香りを探しているよ

焼けつく砂の上を裸足のままで走っていた
そうこの惑星が自転するスピードで
やがて時は過ぎて枯れ葉散ってまた恋に落ちても
君よココロで揺れ咲く花になれ

昨日観た夢に現れた 君はあの日の吐息そのままだったよ

焼けつく砂の上を裸足のままで走って行く
そうこの惑星が自転するスピードで
かるく音をたてていずれそっとさよならが来ても
こぼす涙よ夜空の星になれ
君よココロで揺れ咲く花になれ
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