幸せのカタチ

昨日までに手にしてきたもの
失ってしまったもの
過ぎ去った過去はやり直せないから
人はまた振り返ってしまうよ

そっと手にした懐かしい写真
仲間と馬鹿やった頃
無邪気なままに描いた夢が
いくつも輝いては消えていった

随分遠くまで来た気もするけど
まだこんなことかって気もするんだ
君はあの日の情熱のまま
今も明日を信じていますか?

幸せのカタチは
それぞれに違うから計れないけど
どんな生き方を選んでも
きっと答えは自分次第だから
生きてゆく意味さえ
まだ何も分らないけど
僕がここに存在したというその証を
声を枯らして叫び続けてゆくんだ

少しずつ分ってきたこと
見えづらくなってたもの
月日と共にいつしか夢は
薄汚れて形を変えてゆく

ふと気づけば大人になれずに
おとなになっていた僕がいたよ
子供の頃に描いた場所は
未だ遠く届きはしないけど

悲しみのカケラが
突き刺さって疼く時も ただ君だけは
幸せでいて欲しいと願う
それが自分の幸せになるから
生きてゆく意味さえ
まだ何も分らないけど
君とここでめぐり逢えたという事実が
僕を明日へ突き動かしてゆくんだ

幸せのカタチは
それぞれに違うから 計れないけど
大切な人と積み重ねた
日々を切り取れば
それはきっと愛のカタチ
それは幸せのカタチ
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