魂は消えない

ポツリにじむ雨を 左足で潰して
次は何処へゆけば… 誰かが教えてくれるの?
嗚呼…

崇められる退屈が グレイに並ぶ
背を向けて 翻す そこから離れなきゃ

夜明けを 幾度も 喰われては啼いて
騒がしい胸 叫びたいんだ

止まない雨がないように
明けない夜もないように
嘘じゃないと 前へ向かって

微笑みの仮面を脱いで
私はここにいる
走り出した 魂は消えない

誰かが吐いた理想論で 羽交い締めのココロ
次は何をすれば… 逃げた先を想像できるの?
嗚呼…

耳障りのいい言葉が 頬を撫でる
すり抜けて 覆せ そこは居場所じゃない

夜明けを 数えて 祈ればいいのなら
痛ましいのは どうしてなんだ

見えない嘘が這うように
言えない本音も舞うように
塞がれても 前へ向かって

慟哭の仮面を脱いで
私は拒絶した
儚く青い 魂は消えない

切れないナイフの先で
動かない 運命線 刺して
抱いてみてよ 私の名前を

止まない雨がないように
明けない夜もないように
嘘じゃないと 前へ向かって

微笑みの仮面を脱いで
私はここにいる
走り出した 魂は消えない

残酷な共鳴とゆけ
エイゴウ ニ デストラクション

また“ひとつ” 仮面を脱いで
私は拒絶した
儚く青い 魂は消えない
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