ラストシーン

何年でも待つよと いったら
あなたはさびしく 微笑みながら
そんなことをしたら 不幸になるわ
忘れた方が いいという
ありがとう しあわせだったわ
一緒に歩けなくって ごめんなさい
あたたかい 春の陽ざしの中で
熱があるように ぼくはふるえていた

もう恋などしないと いったら
あなたは馬鹿ねと つぶやきながら
そんなことを いって困らせないで
無邪気な方が いいという
ありがとう しあわせだったわ
出来ればもっと早く 逢いたかった
※にぎやかな 街の通りの中で
夢をみたように ぼくは泣いていた
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