パラレルな関係

何度でも 何度でも その手 差し伸べてくれた

本音なんて隠してしまえばいい
当たり障りない言葉 選んで
ただ笑顔で振舞っていれば
誰ともぶつからずに済むでしょ

本気で分かり合おうとすればするほど
摩擦が生じて 傷付いてく

パラレルな関係さ
誰とでも一定の距離を
ずっと保ちながら 関わってる
だけど不意に この胸に 溢れてくる寂しさに
君は寄り添うことができるのは どうして?

心と心を結ぶことなんてできるはずがないでしょ?
人は誰もが歩んできた道のりがそれぞれ違うから

本当はもっと深くで 誰かと繋がりたいと
心は泣いてるけど

「友情」も「結束」も ぶつかれば壊れてしまう
脆くて儚いものでしょ?
それなのに 迷わずに 君は僕の心の声に
耳を傾けてくれるのはどうして?

自分以外を信じようと思える
君のような その勇気 持ちたいよ

パラレルな関係は
恐怖で作った壁だった
そこに ずっと閉じ込められてたけど
何度でも 何度でも その手 差し伸べてくれた
だから僕は その手 握り返すよ しっかりと
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