あたしを見つけて

あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい

あなたの帰りを 待ってるほど
かわいい女に なれなくて
ある日 突然
猫みたく 家を捨てました

真夜中の街灯の光を背に
あなたから逃げ出しました
いえ、私から逃げ出したのです
居心地が良くって 幸せが怖くって
現実から 逃げてしまいました

ねぇ 忘れたいよ
あなたを忘れたいよ
時はこんなに流れてゆくのに
とれないよ あなたがとれないよ
ホクロのように
はりついて とれない
とれないよ

私はいつしか あなたのこと
道具みたいに思ってたの
私のカラダを
満足させるだけのものだと

こんなに愛されたことなかったから
愛し方 知らなかったの
もう 言い訳にしか聞こえないよね
それなら私に どなたかください
淋しさを埋める一夜を ください

ねぇ 見つけ出して
私を見つけだして
どんな砂漠に置き去りにされても
とれないよ 匂いがとれないよ
瞳の奥に
染み着いて とれない

忘れたいよ
あなたを忘れたいよ
時はこんなに流れてゆくのに
とれないよ あなたがとれないよ
ホクロのように
はりついて とれない
とれないよ

あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい
どうしても素直になれない星座が 私を見てる
あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい
どうしても素直になれない星座が 私を見てる

あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい

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