一新

もっと素直に言えたらよかった
喉の奥の方 つかえていた
もっと優しく言えたらよかった
悲しげな顔 焼きついていた

のどかな青とただの道
こんなに澄んだ見晴らしが
濁ってる あれからずっと

未熟だった君を 不器用な君を
許してあげたい 進んでいくため
臆病なことも 情けないことも
誰よりも分かってる ここからでしょう

もっと大事に過ごせばよかった
見苦しいほど 忙しいふり
もっと幸せ願えばよかった
小さな器 余裕のない言葉

巻き戻しができないから
記憶の中で噛み付いた
終わらない 一人争い

未熟だった君を 不器用な君を
許してあげたい 変わっていくため
忘れることより 置いてくことより
解き放つことから 始まるから

二度と間違えないように 背を向けて離れていく
守れたのはその弱さだけ 終わらせるよ

今は 未熟だった君を 不器用な君を
許してあげたい 進んでいくため
臆病なことも 情けないことも
誰よりも分かってる ここからでしょう
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