不自然なハミング

君の香り 似てるからって
生乾きの髪で眠るの
余白の無い一日が
ふんわり包まれる

君の言葉 浮かべてたの
暗い場所を 灯すみたいに
顔に 似合わない笑い声 思い出すよ

ほっとするの
この気持ちをもっと充電しておきたい
今夜も少し声を聴かせて

いつのまにか移っていた 君の口癖
バレないように ごまかす
不自然なハミング mn~
電波にのせられない程の想いが
抜け出して この夜の
鼓動を鳴らすよ

生きる希望 大げさだって
最後まで残した苺みたい
この星があと何回廻れば
君に会えるだろう

目に見える 言葉よりも
すぐ側にいる様な気がしてた
なかなか 切れない
電話は君と繋いだ手

相槌のリズム
他愛ない話でも 優しい歌になる
今夜もずっと揺れていたい

欲望を並べれば 君との距離の分だけ
ああしたい こうしたいで埋もれていくの
なんて幸せな悩みでしょう

不意に心の声が外に出て行くからね
バレないようにごまかす
不自然なハミング mn~
真夜中は素直にさせる力を
持った魔物がいるの
mn~

いつのまにか移っていた君の口癖
バレちゃっているのかな
不自然にハミング mn~
電波に乗せられない程の想いと
抜け出して この夜の
鼓動を鳴らすよ
×