聴かせて…

あなたもずっと孤独だったのね
わかっていたわ 出逢った時から

冷たい指で頬に触れられて
渇いた心は 愛しさで満たされた

雨になりそうな夕暮れ
あなたとならば 幸せ

愛を探して 愛にはぐれて
漂いながら 求め続けた
もっとあなたを 感じていたい
見つめ合う二人に 夜が来る

あなたはきっと情熱のひとよ
奪って欲しい 私の自由を

部屋の明かりはつけないでおくわ
たぶん外は雨 愛しさは苦しさね

薔薇も囁きもいらない
高鳴る鼓動 聴かせて

愛の華やぎ 愛の歓び
あなたに抱かれ 色づいてゆく
明日を忘れて その腕の中
ぬくもりに包まれ 眠りたい
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