わたし髪を切ったの

帰り道 賑わう駅前
なぜかまた君を探してしまうよ
「頑張ってね」最後の言葉
他人みたいだった

君が嘘をつく時の
髪を触る癖が嫌い

わたし 髪を切ったの
そんなの気休めだってわかってる わかってる
髪の長い子が好き 好きだって言ってた君に
いっそのこと嫌われてしまいたくて
君のために伸ばしてた髪を切ったの

なんだか家に帰りたくない
涙と声 雨音かき消してよ
「さようなら」わたしの事は
忘れちゃうのかな

全部捨てる覚悟なら
ちゃんとここに 出来ていたのに

わたし 髪を切ったの
そんなの気休めだってわかってる わかってる
髪の長い子が好き 好きだって言ってた君に
いっそのこと嫌われてしまいたくて
君のために伸ばしてた髪を切ったの

わたし 髪を切ったの
そんなの気休めだってわかってる わかってる
髪の長い子が好き 好きだって言ってた君に
いっそのこと嫌われてしまいたくて
君のために伸ばしてた髪を切ったの
だけどねちょっとだけ自分を好きになれそう
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