向日葵

朝起きてシャツを着て退屈へ飛び込む
足元に映った影に身を運ばれるままで
無理矢理に目に入る空の青にやられて
履き古したスニーカー 空き缶蹴飛ばす気も失せる

そういえばな今日もまた昨日の地図に迷って
何重にも練り歩くも終には何処へも行けやしなかった
って気が付いた時には既におれは家路の上で
ポケットに突っ込んだままの両手を握りしめていた

伸びすぎた向日葵の折れた首 空回ってるな
空回って見えるな

木漏れ日に目が眩む 思い出す 夏が来る
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