君は知らない

わかってる 君が求める僕は
浮かれた話も悪口も
笑いながら聞いてくれる人

好きなタイプと正反対だよって
また化粧もせずに笑っている
見つからないようにため息をつくのはもう慣れたよ

隠し事なんてないでしょって
当たり前のように僕ら話してるけど

僕の事を誰より知っている君が
一つだけまだ知らないことがあるんだ
伝えたら今までの二人には戻れないから
会えなくなるのかな
一番近くて 言えない
君が好きなんだ

あの日なかなか泣きやまない君に
言えずにしまった言葉を覚えてる
情けないけど まだまだ言えなそうだ

涙を流すほどの恋は
させてあげれるかどうか わからないけど

君が他の誰かを好きだと知っても
移ろわないで側にいて笑ってあげるよ
そんな気持ちをくれるのは君しかいないって
どうせ思ってしまうから
今日もまた 笑ってごまかす
弱い僕だ

僕の事を誰より知っている君が
一つだけまだ知らないことがあるけど
今はまだ言わないままでいい
いつかの君を連れさっていけるくらいの
僕で言うから

僕の事を誰より知っている君が
一つだけまだ知らないことがあるんだ
伝えたら今までの二人には戻れないから
会えなくなるのかな
一番近くて 言えない
君が好きなんだ
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