ザ・ワールド・イズ・マイン

寡占化されたモデルタウンでは
滑稽に皆同じ入り口を目指す
君と僕を識別する 術も少し曖昧かな

例えばこの背広の罪人 懐古主義とでも申しましょうか
モノクロにノイズ混じりの テレビ手掛かりに自慰行為さ

自称神の使いが大口を開けて
地球に塩を振り ぺろり飲み込んだ

てんやわんやさ犬もギターも人間様も
声が飛び交う中で君はニヤリ笑う
「ワールドイズマイン、世界は、僕のものさ」

例えば制服の彼女 物の値段が分からない
自分の体を切り刻み バラで計るぜその重み
これから先はお楽しみ いいでしょだってあなたも所詮
現実というツールを駆使して
触れ合うだけの生き物なんだから

自称神の使いの飲み込んだそれは
余りにも臭くて げろり吐き出した

真っ逆さまさ犬もギターも人間様も
声が飛び交う中で君はニヤリ笑う
犬は吠えるギターは鳴く 愛する人間様
犬は吠えるギターは鳴く それ僕のもの
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