浪花

二度や三度の つまずきで
しょげちゃあんたの 身がすたる
苦労背おった その肩先に
明日の灯りが みえてくる
泣かんとこ 泣かんとこ
浪花の 意地がある
意地がある

縁や情けと 並べても
伊達にあんたに 惚れてない
生きてなんぼの 露地裏屋台
酒も心の ちから水
男やろ 男やろ
浪花の この酒を
この酒を

まわり舞台や 人生は
淀の流れに 書いてある
こんな細腕 つっかい棒で
夢を支えて ついて行く
惚れぬいて 惚れぬいて
浪花の 花になる
花になる

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