火の螢

夜空を仰げば 天の川
牽牛・織女(ふたつ)の星が 逢うと云う
あなたと私の しのび逢い
このまま何年 続くのですか
愛して添えない 恋ならば
一途に燃えたい 束の間を…
儚(はかな)い夢に この身を焦がし
闇夜(よる)に 闇夜(よる)に翔びます… 火の螢

障子を開ければ 短夜(みじかよ)が
しらじら明けて 朝の月
愛しさ憎さの 真ん中で
別れてゆけない おんなの弱さ
世間にそむいた 恋だから
恐くはないのよ 不幸など…
儚(はかな)い生命 せつなく焦がし
紅く 紅く舞います… 火の螢

儚(はかな)い夢に この身を焦がし
闇夜(よる)に 闇夜(よる)に翔びます… 火の螢
×