山口旅愁

さわやかな風の中 歩いても
心は淋しい 花ぐもり
ひとり旅する 萩の町
思い出ばかりを 探してる
もう一度 あの日に帰りたい
夢は 夢は儚い 山口旅愁

愛しさと切なさが 入りみだれ
港で霧笛も 泣いてます
船が出て行く 下関
海峡廻って 帰ります
秋色の 夕陽が消えてゆく
愛は 愛はむなしい 山口旅愁

倖せになれそうな 気がします
涙を捨てます この川に
錦帯橋は あした橋
渡れば心が 晴れますか
もう一度 あなたに逢いたくて
風も 風もやさしい 山口旅愁
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