我が心のフロシキ

ひがしのくにへ かえった
あのひとの おもいでは
かばんがわりに なるという
いちまいの ぬのだけ

フロシキ フロシキ
あのひとは そうよんだ
フロシキ フロシキ
ムラサキの おきみやげ

ピロシキをつつんだら
あぶらのしみが ついた
あのひとが すきだといった
わたしのあげた ピロシキ

ピロシキ ピロシキ
そのくににも あるでしょか
ピロシキ ピロシキ
フロシキにつつまれて

くろいかみと ちいさなめ
くびにさげてた カメラ
わけもなく ニヤニヤしてた
あのひとを わすれない

フロシキ ひろげて
かなしみ つつみましょう
フロシキ むすんで
むねのおくに しまいましょう

フロシキ フロシキ
あのひとは そうよんだ
フロシキ フロシキ
ムラサキの おきみやげ

フロシキにつつまれて
ムラサキの おきみやげ
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