雨ノチ晴レ

勇気とは 誰かに誇るものではなく 自分の弱さと戦うための心の武器
希望とは 真夜中にやけに輝いて その光だけが明日をきっと照らせる

白い画用紙に書いた あの日の誓いは まだ停滞中
登り坂で息を切らす その少し先に 答えがあるはず

夜空とは 遠くのあなたとぼくが見る たったひとつだけの嘘のない真実
心とは 誰にも見せなかった自分で
本当はあなたに一番わかってほしかった

この世の全ての事に 答えなんかはあるわけもない
君とぼくの答えだけが 重なりあうなら もうそれでいいんだ

雨ノチ晴レなら 水たまりにはきっと
澄みきったこの世界が映る

涙とは 母親にかけた迷惑と 父親がくれたプライドでできている
命とは 理由も意味もなく生まれて
いろんな理由や意味を見つけて消えていく

例えば地球が滅ぶ 映画のラストシーンだとして
大事な人にどんなこと どんな言葉で伝えるんだろう

なんでもない明日にも 挫折や不安が そっと潜んでいて
ほんのちょっとのおまじないで それはウソみたいに光に変わる
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