さいはての月

さいはての 月は銀色
北国の 夜の深さに
還らない 恋が泣いてる

愛しさに 心ふるえて
死ぬまでと 命かさねた
遠い日々 今はまぼろし

“いつまでも きっと待ってる…”
くりかえし 指をからめた
あのひとの ここはふるさと

さいはての 月は銀色
見上げれば 涙ひとすじ
吹きわたる 風にちぎれる
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