運命の人

運命の人を探していた きっとどこかにいるはずの
呆れて君は笑っていた「選り好みし過ぎだよ」って

どんなことでも話せる友達と思っていた君に
不意に抱き寄せられた

あの時 恋は動き出した
ただ誰より近く遠いふたりは
恋の行方を頼りなく確かめ合うように
慣れない距離に戸惑っては
少しずつ想いが重なってゆく
遠いよ 遠いよ もっと近づきたいよ 君に

愛は巡り会うものだって ずっとずっと思っていた
いつでもすぐそばにあって それに気付けるかなんだね

どんな時でも思えば一番近くにいた君に
抱きしめられて気づいた

あの時 恋は動き出した
ただ誰より近く遠いふたりは
恋の行方を愛おしく確かめ合うように
君が肩を落とす時には
そのすべてをギュッと抱きしめるから
もういいよ もういいよ
たまには弱さも見せて欲しい
運命の人になっていた
君の特別でありたいと願ってしまう
遠いよ 遠いよ もっと近づきたいよ 君に
温かくて大きな腕の中で
今私は君に恋をしている
遠いよ 遠いよ もっと近づきたいよ 永遠に
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