シーズン

踏み切る前を重ねてあふれてく恋が
突拍子もなく平行線に変わる頃に
こんなありふれた僕らは二人
揺れる世界をただ眺めていた

止まない雨が降ることもたまにはあって
時間の流れにかわいてくなんて思ってたけど
きっと忘れたりは出来ないかもね
数えるほどもない事だけども

そうさいつか 泣きそうな夜も 裏切る電話も 明け方の染みも
全部飲み込んでゆけるようになれたら

そして振り返る頃には思い出すだろう
過去の感触や においや 色や
読み終える頃には会いにゆくから
君に会いにゆくから

夢見る季節は遠く過ぎ去ったってさ
きっと会いにゆくから

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