時は過ぎて

早いね時の過ぎるのは みんな昨日のようさ
早いね時の過ぎるのは みんな昨日みたい
二年前君は大阪で 裸の一人ぼっちさん
俺は胸に傷を負い 酒はその夜だけの夢

夕暮れがまたやって来て 一人ぼっちだって知った
夜が白く明けるまで からっぽの街を彷徨った
君はまだ飛べぬ羽根をなで 夜の街にうずくまってた
俺の微笑みを喜んでくれる人が欲しかった

互いの傷を知った時 ふたりはもう共犯者
ふたりは誓いもしなかった 明日のことなど
抱きしめ合うだけでよかったし 言葉なんてもうたくさんだ
消えゆく思い出の中だけじゃ もう暮らせないよふたりとも

二年前君は大阪で 裸の一人ぼっちさん
俺は胸に傷を負い 酒はその夜だけの夢
早いね時の過ぎるのは みんな昨日のようさ
早いね時の過ぎるのは みんな昨日みたい
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