光る風

今は誰もいない かなしい街を見たよ
褪せた光と砂 埃たちが風と踊る
おかしな形の 静けさばかり

海はあおむいたまま 鳥は空をすべる
胸に闇を抱いて 俺は何を見ようとしている?
あらゆる 空気が 曲がった あの日から

光る風のいたみを 忘れるな

暗い夢のように いつかその日は来る
きっと決められている みんな口にしないだけ
終わりの 鐘の音 響く その時まで

光る風のゆくえを 忘れるな
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