Cider

君のほほ笑みはサイダー 泡のようにはかないのは 恋 そのせい?
ため息で歩くアーケード たそがれに 青い電話ボックス 光るよ
今日は気持ち 彼に伝えて そのガラスの扉 そっと明けて

君のメロディー もっと揺れて
波うつほど くだけるほど はじめてだね こんなせつなさは
風のリズム 途切れたベル
勇気を出して すなおになって はじめてだね 自分で決めたの

彼を待つ 交差点 ほかのこと 考えたいのに 何故 気になる
窓の景色 読んでた本の 始まりかたに ふと 似てる 日暮れ

君はメロディー そっと揺れて
まちがえても へたくそでも はじめるのさ 心のシナリオ
風が運ぶ ミントの香り
たぶんそれが キスの味さ はじまるのさ 彼は気づいてる

君のほほえみはサイダー 泡のように はかないけれど
とても きれいさ
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