君はまた夢を見る

舌打ちが埋め尽くした
満員電車の中
今日も悲しいニュースが
指先ひとつで忘れられていく
このままどこへ
向かってるんだか分からなくなった
今日も作り笑いで終わる1日が始まる

優しくない世界で僕ら
どんなに嫌になっても輪になって
耳塞いでまた朝を待てばいい?

叫んでみたって
誰も振り返らないから
黙るようになった
いつかの僕
もうどうすりゃいいのか
分からないや
見失いそうでも
きっと単純なんだ
ただ少し笑っていたいだけ

いつか僕ら終わってしまうけど
ただ終わりに向かっているだけじゃない
流れるように過ぎていくこの日々に
笑えたらこの不安も報われるだろう

叫んでみたって
誰も振り返らないから
ただ一人君だけに
伝えることにしたんだ
まだどうすりゃいいか

分からないこんな世界でも
僕らはずっといつまでも
夢を見ている
×