アントニオ

暇つぶしに知を愛していたら
誰もいないのに耳打ちされた

「ずっと消えない部分的な最低な気持ち
今 あなたが叩きだしてくれない?」

砂埃 舞うと 知らない場所へ
今日の宿屋はこの辺りで探そう

この土地で いったい何するべきか
あの囁きの元へはいつ行けるのだろう
ふと芽生えた 使命果たしたい気持ち
今 躊躇と恐怖は叩きだせそう

あらゆる場所 君が旅立った後
かすかに感じる 声が読みとれる

「忘れないでね 私たちがしたことを 私たちが居たこの時
伝えてほしい 私たちが居たことを ともしび消さずいつまでも」

あらゆる場所 あらゆる時間の中
姿も言葉も変わり果てても 全部君なんだね
守り抜くよ 残された物すべて
ずっと永遠に 安らかに眠れるように願うよ

「忘れないでね 私たちがしたことを 私たちが居たこの時
伝えてほしい 私たちが居たことを ともしび消さずいつまでも」

「忘れないでね 私たちが歌う歌 私たちが居たこの時
伝えてほしい 私たちのこの息吹 ともしび消さずいつまでも」
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