眠たいCITY vs 読書日記

読み唱える眠たい街で 毎晩奏でる物語を

真夜中膨らみ 身動き取れない
君の脳みその贅肉そぎおとしてみせよう

聞こえる声が 誰かいるのに 触れない
皆 闇の濃さだけ同じだ

君が知らない 世界が始まり 緑彩った頃
星のあらまし 本当の愛の神話 教えてあげたい

乾いた砂のよう 耳をかたむけて
姿が消えてしまうのだったら なんだか愚かだ
朝が来るようで 数多の話
邪悪で気まぐれだけど 常に寄り添う
君はどうしたい 伝えなければ
生きる術すべて ここで全部朽ちてく

どこいるか誰も知らない君には出会えない
もしも君が世界に触れるのならすべて観てみたい

ページ捲れば旅が広がり 出会う少女と約束交わし
多く悲しみ知ってしまったなら 何もできない君でいられない

空想ではない 証拠に動けなくても 傷ついている
(いつも眠れないのに動けない)
空想ではない 証拠に物語で心動いてる
(そして何かを探しだそう)

夢の終わりのその先を作りましょう 君がどこかで眠る間に

まぶしい時間訪れても 絶対眠らないこの街で
君と出会い言葉交わす それはまたいつかの話
まぶた閉じたら 本閉じましょう
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