サヨナラの手紙

サヨナラを言わないで 別れの列車に飛び乗るわ
何も知らないあなたが いつものように帰る頃
灯りの消えたあの部屋で あなたは何を思うでしょう
きっといつものように テレビをつけ ビールを飲むわ

冷たいベッドにもぐりこんで ひとり眠るその時
いつもと 違う何かに 気づくでしょうか

サヨナラの手紙は 明日あなたに届くでしょう
もう二度と戻らない 今度こそは本当なの
いつもあなたを待ってたわ 小さな灯りをともして
でもある日わかったの それは私の一人芝居

冷たいベッドに ひとりぼっち 眠れなくて寒い夜
どこからか 愛の終わりの歌が 聞こえた

誰のせいでもないのよ 愛が終わっただけなの
優しさや 寂しさだけじゃ 人は愛せない
サヨナラの手紙を 泣きながら書きました
あなたに 本当の愛 分かって欲しいから
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