磐越西線

会津平野が 窓に広がる
北へ向って 列車は走るの
あなたの 住んでいる 町を
訪ねて みたくなり
磐越西線に 乗って
ひとりで 旅に出た
あの人の町なら わたしにもふるさと
夢にまでみた 笑顔がゆれます

ふたり離れて 生きて来たけど
それは哀しい 運命(さだめ)のいたずら
喜び 多い方(ほう) それが
この町 喜多方ね
磐越西線は やがて
日暮れの 駅に着く
あの人の町なら わたしにもふるさと
時の流れに 心がゆれます

あの日の ぬくもりを 胸に
あなたに 逢いたくて
磐越西線で ひとり
ここまで 来たのです
あの人の町なら わたしにもふるさと
都忘れが 優しくゆれます
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