キャット・ストリート

都会の人は皆洒落ている
羨む事ばかりしてしまう
ヘッドホンから聴こえる
歌は背伸びした私を表す
気になる癖毛もう元通り
支度は全く意味を失くす
果たして黒く染まった髪に
私の幻想は現に変わるの

確かに 甘くて 解けていく呪縛

パウダリィ 魔法を着て
ランブリング 靴を履いて
私だけの場所に 私だけの貴方

短い爪に塗られた絵の具
褒め合いなんて大の苦手
馬鹿にされても私が普通
其れから彼はもっと普通
嵐が来ても目眩がしても
とことん追い込むのが美学
果たして薄く成った瞼に
私の幻想は現に変わるの

確かに 甘くて 密かに 苦いの
誰もが 識らない 秘密の味を識りたい
「もっと頂戴。」

チューニング 狂った脳で
シンフォニィ 歌を歌おう
貴方だけの為に 私なりの愛を

パウダリィ 魔法を着て
ランブリング 靴を履いて
私だけの場所に 私だけの貴方

チューニング 狂った脳で
シンフォニィ 歌を歌おう
貴方だけの為に 私なりの愛を
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