2月 (まほう ver.)

風を切ってなぜに 向かって走る
冷たい風の中 目を細めて
映画の中に映る 場面の様な
照らす光はなく ぼんやりあわく
なぐさめ合う わけでもないし
ただ夜も ぼくも一人で 今を生きぬくため

できすぎの姿に あこがれもなく
バカな話の中 すれちがう夜
ひえた手を握って 息も白くて
影は語らずに やがてブルーヘ

今を生きる それがやっとで
何に向かう なにを語る 今を生きぬくために
なぐさめ合う わけでもないし
ただ夜も ぼくも一人で ブルーにつつまれる
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