この場所から

黄色くなった それは記念写真
とどかなかった 鉄棒の前さ
憧れた宇宙と
アスファルトの匂い
永遠に向かって 口笛 吹いてた

転がりながら 季節の中に
僕らは いる

サイドミラーに 君の横顔を
バックミラーに 思い出を写す
大好きな景色を
二人で見つけよう
永遠の近くまで どうにか 行けるさ

寄せては返す 時間の中に
僕らは いる

あたりで 一番高い丘に
君を抱きあげて 走りだす
変わってくことも 悪くはないさ
この瞬間(とき)から
地図なんか無くても 生きてくよ
この場所から

転がりながら 季節の中に
寄せては返す 時間の中に
転がりながら 季節の中に
僕らはいる
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