約束

いつか見た夢のよう 風に舞う白い帽子追いかけ
駆け出すふたつの 影ぼうし
ときめきは音も無く 降りそそぐ蒼いオーロラの下
はにかむふたつの ひざこぞう

渡しそびれた 手紙のように
いつまでもせつない あの夏の匂い

届かない気持ちさえ やるせなく涙あふれる夜は
守ってあげたい 君がいた

指切りしたね 約束もせず
寂しさをはじめて 知った日に
君は泣いたね ためらいながら
ぼくだけを残して 大人になる事を
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