俺の昭和が遠くなる

何から何まで やるせない
飲んでも心底 酔えなくて
ひとり心の 旅をする
色とりどりの 夢を見て
色とりどりに 輝いた
優しい時代が あったね…と
俺の昭和が 遠くなる

いつから変わった こんな世に
易しさひとつが 探せない
傷をつけ合う 事ばかり
人それぞれの 幸せと
人それぞれの 喜びを
誰もが心に 抱いていた
俺の昭和が 遠くなる

飲むほど昭和が 懐かしい
良かった時代と 誰も言う
遠くなるほど なおさらに
色とりどりに 恋をして
色とりどりに 生き抜いて
幻みたいに 過ぎてゆく
俺の昭和が 遠くなる
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