ミ・ノーチェ東京

あなたのいない 宵闇の街
灯りがともる ミ・ノーチェ・東京
わたしのもとを 黙って去って
今頃どこで 浮かれているのよ
夜毎抱きあい わたしの耳に
吹きこんだ言葉は みんな嘘なのね
女がひとり あてもないまま
流れてゆくの ミ・ノーチェ・ノーチェ・東京

ああすりゃもっと 良かったなんて
思っているの ミ・ノーチェ・東京
愛することが 下手なのわたし
今度の恋も のがしたみたいよ
いつもあなた 行ってた店で
噂をたずねても 誰も知らないの
さざめく人に 肩を押されて
歩いてゆくの ミ・ノーチェ・ノーチェ・東京

明日わたしは 旅に出るのよ
しばらくこの街に 戻らないでしょう
女がひとり あてもないまま
流れてゆくの ミ・ノーチェ・ノーチェ・東京
×