朝焼け富士

峰の白雪 朝焼け富士を
拝む親父の 背中がみえる
「忍」の一文字(ひともじ) 背負(しょ)ってるような
そんな一途な 生き方が
俺の俺の俺の 自慢の
一つだよ

人はいつでも 希望(のぞみ)を抱けと
いつも親父の 口癖だった
酸(す)いも甘いも 承知の上で
生きる男の この姿
富士の富士の富士の お山は
見てくれる

峰の白雪 朝焼け富士を
拝む親父の 姿が浮かぶ
俺の人生 花咲くまでは
浮世追風(おいかぜ) 受けて立ち
この手この手この手 この足
踏んばるぜ
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