終わりの始まり

注ぐワインの色を見ていた
夕焼けの赤 混じり合いながら
あなたの椅子へと 反射してるの
一人ぼっちの部屋は広いわ

瞳閉じれば あの日の波が
押し寄せてくる 私の胸までも
人魚の涙が ひとつぶ こぼれた
言葉を失くして 叶えた夢なの

恋は海の泡
いくつも 生まれては
潮風 触れた時に
生命(いのち)を ささやき
終わるの…

不幸になって欲しいと願う
そんな私は 愛されはしないわ
知っているけど どうにもできない
かもめの陽気さ 背中に欲しいわ…

愛は夜の星
やさしく きらめいて
さよなら 告げた時に
流れて 消えるの…

恋は海の泡
いくつも 生まれては
潮風 触れた時に
生命(いのち)を ささやき
終わるの…

愛は夜の星
やさしく きらめいて
さよなら 告げた時に
流れて 消えるの…

恋は海の泡
いくつも 生まれては
潮風 知っているの
すべては 終わりの始まり…
×