サイクル

平静さを作り上げて君は今日も涙を隠す
現実を受け止めない臆病な奴だと言われて
ようやく立ち上がる事が出来ても次は雨に打たれ
繰り返す挫折についに涙する

満たされない他人の評価
それに負けない生きて行く意志

そうたとえば君にそれが必要なら
この乾いた土の上にいた事を
今そこにいる君に自分の足で伝えよう

限り無く普通に近い夜は孤独に怯えながら
まだ見ぬ明日に君は夢見てる

誰にでもある理想の世界
それを作る生きてきた価値

そうたとえば君が地図を望むのなら
その消えない月の下にいた事を
今ここにいる君に自分の足で教えよう

乾いた土はやがて生い茂る
雨に打たれても感覚を失いながら
鳥達集まる森へと変わる…

そうたとえば君にそれが必要なら
この乾いた土の上にいた事を
今そこにいる君に自分の足で伝えよう
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