ゴミ箱のなか

今夜も朝まで 眠れない夢のなか
とりとめのないうたが 浮かび上がり 闇に消えてゆく
見えないものには 耳を近付けてみる
何かの声がきこえ
だれの目にも だれのこころにも

人知れずどこかで 何かが生まれて
いのりさえとどかぬ とおいところへ
落したことさえ 気付かない夢のなか
とりあえず 手さぐりでひろいあげて
また、ゴミ箱のなかへ

きのうのことさえも おぼえていられない
あしたのことなんて 知りたくない

元居たところを とおく離れて俺は
とりとめのないうたを巡りながら
また、ゴミ箱のなかへ
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