陸と海と空と

歩んで行こう
萌える陸の桜咲く大地を
実りの時を繰り返した
神の土地の

どんな日があれど
人々は暮らす
目覚めの朝と
眠れる夜と

誰でも生まれた
場所を愛したい
たったひとつの
誇る故郷として

僕は家を出た
いつか戻る為
まだ先がある

渡って行こう
青い海を
輝ける波間を
赤道線を越えなくとも
君が見える

正義を失う
明日なんか無い
昔の人も
信じつづけた

僕らの頭上に
旗を掲げよう
世界にひとつ
この国の紋章を

飾り立てはせず
偽りも持たず
現代(いま)の自分へ

翼に乗ろう
藍の空へ 煙る白い雲へ
天の彼方を知らないから
君に会える

道は分かれても
左右は違わぬ
民 共にあれ

歩んで行こう
萌える陸の菊香る大地を
境界線を越えなくとも
君を守る

渡って行こう 青い海を
輝ける波間を
翼に乗ろう 藍の空へ
ああいつまでも
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