ふたりづれ

路地に隠れて 咲く花に
どこか似てると 肩を抱く
めぐり逢わせの この絆
ほどかないでね これから先も
なり振り構わず ついて行く
惚れた 惚れたよ
あなたとふたりづれ

暖簾くぐれば 熱燗が
あなた待ってる 日暮れ頃
そうねたまには 水入らず
夢を肴に つぎ足しながら
肩の荷おろして さし向かい
惚れた 惚れたよ
あなたとふたりづれ

明日は心の 道しるべ
今日は昨日の 置き土産
そうね人生 まわり道
俄か仕立ての しあわせよりも
流した汗だけ 味がある
惚れた 惚れたよ
あなたとふたりづれ
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