まつぽいよ

故郷離れ 幾年過ぎ
今も歩んでるよ いばらの旅路へと
あの日ホームで両親手振り 手紙ひとつを持たされて
汽車で開けば金一封 涙こぼれた
まつぽく聞こえる 父の声
母のぬくもりも 感じてる

ああ まつぽい ぽいぽいぽい まつぽい ぽいぽいぽい
夢に往く ああ まつぽいよ

酒を飲めば 思い出す
友と語り合った あの娘はどうしてる
いつか叫んだ最上のほとり 気持ち切なく風に舞う
恋に敗れた男には 仲間がいるさ
まつぽい青春は 宝物
いつまた逢えるのか あいつらに

ああ まつぽい ぽいぽいぽい まつぽい ぽいぽいぽい
帰りたい ああ まつぽいよ

霞む都会の夜空を見上げ 星が流れりゃ 夢はこぶ
そして眠れば朝がくる 闘いがくる
まつぽい古里 胸に抱き
愛は忘れない いつまでも

ああ まつぽい ぽいぽいぽい まつぽい ぽいぽいぽい
風の中 夢の中 ああ まつぽいよ
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