トワイライト

くだらない話で夜が明け 差し込む光にてらされている
あなたの横顔がすべてだと思えた日
いつか誰かと交わしたかった ささやかな誓いも
思い出せそうな そんな午前4時
にぎやかな場所にいて1人やりきれないのは
ここにいない人のことがよぎるせい

街を撫でて 見えなくするよ トワイライト
あなたの待つ誰かも 手を振って別れた友達も
そうして時間は過ぎていくよ
終わんないものなんてどこにもない
太陽は涙を乾かして
高いビルの向こう側 見えなくなった景色

小さな花束隠しもって 彼女に会いにいくときの心
飛び越えた水たまりに映る空のようで
この花が枯れたときにはすれ違っていても
どうか思い出して 滲むような赤の色

絶え間なく見える日々も 君の好きな果物も
鮮やかさがあせても僕は歌うよ

街を撫でて 見えなくするよ トワイライト
飛び込んでくる子犬も 再会を喜んだ兄弟も
そうして時間は過ぎていくよ
終わんないものなんてどこにもない
太陽が涙を乾かして
帰り道に歌ううた 忘れずにいるのでしょう
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