アルカイックセンチメント

一日23本弱のhi-lite
茶焦げの瓶に 愛想なしの酒肴料

両手にだいた大きな花束と
地の果てを追いかけて 今逃げるの
さあ 走るの

冷凍庫の花びら
仰いで 褐ち合っちゃって
夢現に泣いて
いけしゃあしゃあと 望む青空

全ての或る通りに生きたいのに
でも朝になると気分変わるから

甘い言葉だけを抱きしめて
内緒で愛掴んだなら 走るの
おめでたいの

たいして変わらない愛を
誠心誠意 繰り返す
糖衣錠の横で ひたむきに凍る
青空 花びら 煌々

でも愛してほしいこんなあたし
ガタクレちゃっても

冷凍庫に花びら
しゃあしゃあと 優しい青空

小さな頃の夢は
いつからか忘れていた
大きな花束

嫌いだな橙色も緑色も
調べ尽くせど一致するのは脆い身体

赤いセーター着て
少し汗もあった
口に残る酒の味 気持ち悪い

退屈をしているぶんにはいいのですが
妄想していてもいいのですが
最後の幸せに照れるあたしも阿呆らしい
たまには全て騙そうか
嘘つこうかな
今は諦めて 眠る
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