僕あたしあなた君

「泣いちゃったんだ」ってことを誰かに知ってほしくて
ほそぼそアピールしたら「そんなもの見せるもんじゃない」と言うけれど
でもなんか、いやあまあ確かに、あなたの言う通りですよ
けど泣かしたの実はあなたじゃないかなあって勝手ながら思ってまして

あなたの嫌味が世界を巡り巡って あなたの嫌味が途中で変換して
すると誰と誰かが結婚したり 猫を助けたり
めずらしく朝食を用意したなら 私の涙はそれらの抽出液だったのさ
あなたが放つ嫌味なんてのは「ただの照れくさい愛情だった」なんて
捉え方も 出来たりするんですよ

忌野清志郎をコントロールするなんてしちゃいけない事をしてしまいたい
ルール違反な事をするのが自分に対しての愛情だと言い聞かすけど
「箸の持ち方変だよ」って言われた時ほど恥ずかしいものなんてない
なんならもっと恥ずかしいことして君を振り向かせたい

ここにいるよ!ここにいるよ!ここにいるよ! おい…
ここにいるよ!ここにいるよ!ここにいるよ! おーい!!

って500回くらい言ってやっと振り向いた時
それは本物の 愛情だ! 愛情だ!
きみは、美しく 髪をなびかせる

そう!美しく!見たことないオーロラみたいに美しく!
もう生でオーロラ見なくていいくらい美しく!
美しく、美しく、美しい、美しい 涙が出そうだ
監督、ハンカチ、貸してください

僕は考え方をちょっとひねっただけで
僕の中の僕達が前ならえをするんだぜ
少し経ったらみんな浮かれて踊って、見失っても
切なくならずに、また気持ちのいい朝の空気を吸うのさ

月がきれいだなあ 星がかわいいなあ

財布なくしても 世界は素晴らしい!!
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