ひとり暮らし

寄り添合うことに 疲れてしまった
同じ空を見上げて 違う星 見てたわ

二人はまだ時間があるけど このままでいいのか
失う時がいつか来ること 怖くて 無理に結んだ糸がほどけてく

憧れだけを持って 過去を捨てたけど
手ぶらになった貴方 小さく 見えたわ

どこへ帰るつもりか貴方は 着いて来いと言うけど
答え 渡してやれなかった あぁ 私も楽になりたかった

追い掛けられない私を 忘れないでなんて願うのは
いけない事だと思うけど 最後まで見つめて
きっとすぐに たぶんすぐに 
次の夢を見てしまうから

寄り添い合えなけりゃ 死んでもいいほど
愛した人 なくしても 私は今日を生きてる

二人はまだ時間があるから どうしても どうしても
幸せになってしまうもの それが貴方とじゃないってだけで

引き止められたい貴方と 忘れな草 野辺に揺れている
やさしい言葉は嘘になる もう頬にも触れない

名残の雪 散りゆく花でさえ 汚れてゆくことを受け入れる
見るだけじゃ夢は叶わない もう自分をだませない
きっとすぐに 思い出すと 
思っていた貴方が消えてゆく

だけどすぐに そうよすぐに 
次の夢を見るしかないのよ
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