夏の終わりに

濡れた胸が砂にまみれ
バタ足で泳ぐ目に 溺れた夏

焼けた肌に焦がれ疼く
採れたての果実のより甘い実を頬張る

君に潜り込んで 水中眼鏡で探す
深くの方まで

夏の終わりに
ビーチボール萎む様に寂しく

夏の黄昏
7月の誘惑にGood Bye
君だけを

飛沫浴びて靡く髪に攫われた日はザラつき葉月も泡に

蝉の声も止んで 向日葵もまた手を振る
溶けるカキ氷

夏の終わりに
花火の後 匂う物悲しさ

夏の黄昏
8月の幻もTonight
冷める風

夏の終わりに
連れ去る様な切ない波の音

夏の黄昏
秋めく夜と共にGood Bye
夏の日よ
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